カタカナの電報

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漢字を交えての電報だったら分かりやすいでしょうが、一昔前には、当時の機会の関係でカタカナだけを使わなければならなかったようです。カタカナだけを使っての電報では様々に面白いエピソードが残っているようです。

実家に「カネオクレタノム」と打電したところ・・・どう解釈したと思います?両親は「金をくれた、飲む」と解釈し「ダレガクレタ アマリノムナ(誰がくれた、余り飲むな)」と返信した、と言うお話です。本当は「金送れ、頼む」の意だったのですが。

また「ツマデキタ カネオクレ(津まで来た 金送れ)」の意で打電すると、親は「妻できた 金送れ」と読みすぐに多額のお金を送って来たとか。

カタカナだけで書かれた日本語が持つ欠点でしょうか。

それにしてもカタカナ文は読みにくいと思いませんか。憲法や法律の本などは漢字とカタカナで書かれていて、読みにくいというだけで試験勉強をしたくない、と思ったのを思い出します。

どうしてカタカナを使った表記をするようになったかとと言う理由はちゃんとあって…この理由はちょっと不思議に思いますが、明治時代において学校での指導はまず平かなではなくカタカナだったという事のようです。

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