漢字 日本人で良かった!

英語雑記

中国を旅していて面白い、楽しいのは中国語を習っていなくても、あちこちに意味がとれる看板やらがあふれていることです。知っている中国語を駆使して話しかけてみるものの音声の違いで通じない。漢字で眼にすると分かる言葉もちゃんと発音できない。しょうがないから様々にイントネーションを変えて喋ってみる、そうなります。

How much?の中国語、多少銭?ドウシャオセンと言う風に聞こえます。この三文字だけなのだけど四声の違いのある中国語で発音するとどれくらいのバラエティの音になるんだろう?これだけの言葉なのにそう簡単には通じないのです。先方さんも何が言いたいのか察してくれたらいいのに。それとも分からないふりをしてからかわれているだけなのでしょうか?

結局、手っ取り早くコミュニケーションをとりたいため筆談を始めるのがしょっ中でした。しかし、とにかく、小さなことでも理解しあえるというのは楽しいことですね。

中国では今の若い人たちは簡体字しかけなくて、豊と言う文字を書いても理解してもらえず、この豊かと言う字ではなく自分でも裏覚えの昔の豊かと言う字を書いたら、彼らに大笑ういさててしまいました。

おいおい、あなた方のご先祖さん達は物の形を観察し、その形から字を創り上げたんだよ、笑うようなことではないだろう、と思ってしまいました。

結局、何かを新しい形にしてしまうという事は、文化の一部が抜け落ちるという事でしょうか。古い豊と言う字はまさに麦の穂がたわわに実っているという感じで美しいと思います。台湾ではその古い方の字がいまでもちゃんと使われています。街の中でも目にします。

この間、アメリカ映画だったかを見ていてあることを発見しました。。中国語での振替、字幕もついていたのですが。台湾で話されている中国語はtaditional Chineseとなっていました。

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