中学でディナーと言う言葉を習った時、それを訳すと有職は正餐」と言う意味になると習いました。ディナーは一日の内で一番のメインになる食事であり、日本の夕食に当たるという説明もありました。ただし、夕食はsupperと言う言葉があるという事、これも習いました。私はそれをずっと鵜呑みにしていました。たいていの日本の学生はそうだと思います。
謙遜しながら日本人が「我が家の夕食はサパーだ」と言うのを何回聞いたでしょうか。「我が家の夕食はディナーなんぞからはほど遠いもので、サパーでしかありえない」などと日本人は言うのです。海外でそんなことを言う人にお目にかかったことは一度もありません。それは謙遜とか、そんなことと名全く無関係のことなのです。
海外に住んでみて彼らの言うディナー、実際のディナーは日本人が考えている正餐とは大違いとという事が分かりました。これで行くと、日本の主婦は1日に3食ディナーを用意し、日本人は朝からディナーを食べていることになります。
「今日は2回もディナーを食べた」こんな言葉が時々聞かれます。彼らにとってのディナーとは魚か肉が野菜と一緒にテーブルの上に上ったもの、暖かい食べ物・・・これがディナーなのです。他の食事では簡単に冷えたパンにバター、チーズ、ジャムなどをのせて食べているのです。
日本の主婦って朝、昼、晩と料理をし、しかも和食、洋食(しかも、それは様々にバラエティーがあり)中華と日々変化させながら作っている。大変だとは思いませんか?
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