ノルウェーのラッシュアワーはかなり早くて、朝は6時ごろ、夕方はお昼3時から4時頃です。皆が仕事、学校から帰って来てそろって食事、それがディナー、ノルウェー語で言うミッダー（もとをただせばmid dayということ）です。お義母さんの所ではミッダーは4時頃でした。
もちろんそれまでにお昼ご飯も食べます。。出かける人たちはたいていは簡単なランチ・・・何かを挟んだサンドイッチなどをお弁当として持って行きます。
そして夜8時、9時になると夕食。。これでもう4回目の食事です。よくもまあ、それだけ食べるなあ、と言うくらい彼らは食べます。でも、これくらいで驚いてはいけません。以前、冬季オリンピックがあったリレハメルの近くの森の中にお義母さんは住んでいますが、あの一帯ではもう一食が当り前なのです。それっていい習慣ですか？それとも悪い？
その家の主婦は起きるとまずちょっとした食事を作り、お盆にのせて各部屋に届ける、これがその家の主婦たるもののその日一番にこなすべきお仕事なのです。大甘やかしをしていると思いませんか？つまり、ちゃんとした朝ごはんの前にもう一食、皆は食べることになるのです。コーヒー、パン、ジャム、チーズなどなど普通に朝ごはんとして食べるものがお盆にのっています。そんなに量は多いとは言えませんが、それはテーブルの上の朝ごはんに比べてであって、私にとっては、日本で口にしていた朝ごはんよりも多い量だと思っていました。しかもお母さんは思い分だったのでしょう、チョコレート1パックを添えてくれたりして・・・。そんなわけで1日5食は食べることになります。
寝室で、ベッドの中で食事なんて、それは病人がすることと私は思っていたのですが、日本人には絶対受けない習慣ではないですか？いかがでしょう。私の体重は20歳のころ40㎏しかありませんでした。ノルウェーでの最初のクリスマスを過ごした後には50数キロになっていました。
ノルウェーの人の弁「ノルウェーの冬は厳しく寒いから、冬の間は特に脂肪を付けておいた方が良い」、また、食べまくった後で「明日から痩せるよう努力するからいい」
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