スールシルド いつも同じ食事でおもてなし

ノルウェー雑記

ある友人、夫の竹馬の友のお話です。そこに出かけると、毎度、同じものがテーブルの上に供されます。彼らが、実際、毎日同じものを食べているのかどうかはいくら何でも聞けませんが。夕方から夜8時ころまでの訪問なので夕食だと思いますが、スールシルド、ジャム、ハム、パン数種類、それにお茶かコーヒーだけです。いくらその家の奥さんが仕事をしているからっていつも同じものなんですよ。それに旦那さんの方は50代において早々と退職してしまい、それ以来御隠居さん生活…年金生活に突入してしまいました。日がな家にいる身でお客がやってくると彼がもてなす用意をしています。奥さんに気兼ねをしているのでしょうか。どうもよく分かりません。

本人は消防士でした奥さんの方は看護師さんです。家はオスロ国際空港のごく近くです。

スールシルドって酢付けのニシンです。surとは英語のsourのことで「酸っぱい」と言う意味です。お店に行くと2,3種類売られています。食べやすい大きさに切ったものが玉ねぎと一緒にマリネになっています。ばらずしに添えてある酢魚様で私は大好きな食べ物です。私としては酢魚を食べている気分に気分になれました。日本の酢魚に比べてもう少し脂がのっていて厚みがあるかな、と言ったところです。ノルウェーの人たちは、上の写真のごとくに、これをパンにのせたりゆで卵と一緒に食べたりします。こういうのがあると日本食が恋しいと思わずに過ごせます。

ノルウェーに来られる方にはこの食べ物はお勧めです!

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