日本の文字

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韓国もベトナムも漢字の使用を中止してしまって現在に至っていますが、日本でも漢字廃止論が盛んに論じられたことがあったとか。

現在、漢字が使われているのは本国中国と日本だけです。漢字使用が廃止されなかったために、今でも私たちは日本の古典を読むことができます。それに中国に旅すると漢字を書いてコミュニケーションをとる事が出来て面白いです。

私たちの日本語は漢字、カタカナ、ひらかなの使用で実に豊かになったと思います。韓国では漢字を読み書きできようものなら相当なインテリだと思われるとか。そんなことをある韓国の教授が言っておりました。韓国を旅していた時、中国と同じように漢字を書いてコミュニケーションをとろうとしたのですが、実際には漢字は理解してくれていなかったかもですね。

その日はプサンだったかソウルだったか忘れてしまいましたが、動物園に行こうとしていたのです。動物の絵を描いたので私たちの行こうとしているところが分かってくれたのでしょうか。

それにしても、韓国の動物園はずさん?ちょうど行った動物園でその日虎が逃げ出してしまって私たちがホテルに帰ったころもまだ捕まっていない、と言うニュースを聞きました。

脱線してしまいました。字の話に戻ります。昔の電報はカタカナだけで書かれていたとか。その理由は当時の通信技術で無線で送れる文字の種類がそれほど多くなかったからだそうです。

しかし、なぜひらかなでなくカタカナだったのだろうか、と疑問に思いませんか。戦後生まれの私たちにはこの疑問が生まれてくるのですが、明治時代に義務教育が始まって以来ずっと子供たちにはまずカタカナを教え、次がひらカナを教えるという方式がとられていたからだそうです。

戦前の小学校一年生が開く読本にはまず「ハナハトマメマス」、「サイタサイタサクラガサイタ」と全てカタカナで書かれていたとか。

先日、鳥取県米子を旅し歴史博物館を訪れましたが、なるほどカタカナばかりの教科書が展示されていました。

私、個人的にはカタカナは苦手です。「法律」などを習った時には漢字とカタカナが並んでいるというだけで読む気がしませんでした。皆さんはいかがでしょうか。

タイ、チェンマイやチェンライを訪れた時も、以前はそこでも漢字が使われていたのだ、という事を感じました。地理的なこともあるのでしょう。どちらの地名もチェンも清と言う字をもともとは使っていたようです。ところどころで漢字を使った地名を目にすることがありました。チェンライのライの方は来です。

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