レディの虫 Lady bugの語源

英語の語源

てんとう虫のことです。このLadyとは our lady聖母マリアのこと。てんとう虫が ladybugと呼ばれるようになったのは次のような説話に由来します。

昔、殺人の罪の問われた無実の男が死刑執行のために引き出されたとき、自分の前にいたてんとう虫をそっとつまんで逃がしてやった。すると、そのてんとう虫はそばにいた別の男の手にとまったが、その男に叩き潰されてしまった。それを見ていた領主がふと疑念を持ち、てんとう虫を殺した男を問いただすと、その男は殺人の真犯人であることを白状、てんとう虫を逃がした男は無実だという事が分かったのだった。この説話から、てんとう虫は聖母マリアが無実の人を救うために遣わした虫だというので、 Our Lady’s bugと呼ばれるようになり、さらには ladybugになったなどと言われています。ずっと以前、テレビのクイズ番組『世界ふしぎ発見』の中でこのことについて語られていましたね。

余談事ですが、その番組の司会者には東京でじかにお会いしたことがあります。あるコンテストの表彰式でした。お隣りに座らせていただき写真も撮っていただきました。夫は黒柳節子さんに40年ほど前にオスロでお会いしてい日本の歌番組の収録があり、ノルウェーにいらっしゃってたようです。オスロでは一番の目抜き通りカールヨハンストリート(オスロ中央駅から王宮までまっすぐ伸びた道です)でお会いしたとかです。多分、その近辺のホテル・・・多分、グランドホテルに宿泊していらっしゃったのだと思います。それにしても、突然思いもかけないところで日本語で話しかけられて驚かれたかも…。夫は「日本でテレビで見た…」とか言ったそうですが。サインをもらて来ていました。

ところで、その番組の収録後、地元の新聞には黒柳徹子さんのことをマシンガンのようにしゃべる人・・・と例えて書かれていました。私たちの友人の奥さんが当時通信関係の技師をしていたのですが、その収録の手助けを彼女の会社がした、とか言っていました。

日本語のてんとう虫も上記の説話がもとになっているそうです。キリスト教が日本に入ってきた時代の日本人はこの説話を聞いて天道虫と呼ぶようになったのだということです。イギリスでは ladybugと呼ばず ladybirdと呼びます。

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