ルーマニアと言う国,そしてノルウェー 彼らは自分の国を誇りに思っています

ノルウェー雑記

ルーマニアの人たちの言葉でRomania(英語ではRumaniaです)と言うのが正式な国名だそうです。東欧にあって、スラブ系( Slavとはslave奴隷の語源だそうです。この名からお分かりいただけると思います。昔、奴隷が足らなくると、東欧まで出かけて確保していた名残とか。残酷ですね)ではないというのがこの国名からお分かりいただけると思います。そう、ラテン系なのです。

そして、イタリアのRomaと関係あるとお言う事も。ルーマニア人たちは自分たちを Roman Empire、つまり、ローマ帝国の末裔だと思っているそうです。

彼らの国家『目覚めよ、ルーマニア人』には♪今こそ世界に閉めそう、今でも我々の手にはローマ人の血がながれていることを・・・♪と歌われているとか。

ローマ帝国の時代には多くの地域がその版図の中にあったわけでその版図の地域はRomaniaだったわけです。だから、ルーマニア人の言わんとすることも分かりますね。

下の写真はノルウェーの5月17日、独立記念日のカールヨハン通りの様子です。通りがノルウェーの旗で真っ赤に見えるほどこの日は人々は旗を持って街に出かけます。特にこの通りはすごい人出になります。 

カールヨハン通りはオスロ中央駅から王宮に向かってまっすぐのびた通りなのです。一番奥に見えるのは王宮ではないかと思います。

この日はbarnas torget(children’s train)と呼ばれる子供たちの行進が行われます。街に繰り出す人々も多くが伝統的な民族衣装を着ているのですが、この行進をする子供たちもそんな服を着ている子たちが多いです。彼らは各学校単位で行進を始めブラスバンドとともに王宮を目指します。そう、最終的に皆が行きつくところは王宮なのです。

王宮では国王一族がベランダに出てにこやかに手を振ってくれたりします。

ノルウェー人にとってこの日はクリスマスや誕生日と同じくらい大事な日のようです。

彼らがどれくらい国旗を大事にするか・・・日本でもそれくらい大事に思ったらと思いました。大事にしないから日本人のこころがばらばら・・・まとまらないのではないか、と思ったりしたのですが、どうでしょう。

夫の実家でも祝日には絶対に旗を掲げていましたが、それをしまう時には彼らの国旗に対する、国に対する心を垣間見たような気がしました。

絶対に土の上には落とさない、置かないし、家の中の床にさえもそうでした。ちゃんと丁寧に畳んでしまっていました。

それから国旗の布はウールで赤字に白や青の所は縫い付けてありました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました