pickpocket すりについて

英語雑記

すりにあった事がありますか?7,8年くらい前だったでしょうか、ポーランドのクラカオに行った時のことです。クラカオのアーケード街で買い物をしていました。何だかお腹の当たりがくすぐったい・・・気がつくと、私のショールダーバッグのジッパーが開いており、若い女性の手がバッグの中を物色していました。私のバッグは順序良くぎっしり物が入っており、英語で言うとvery tight(きっちりしていて隙間なし)という状態でした。そう簡単には財布など出てくるようになっていないのです。おまけに、小銭入れは、その時、帽子を買おうと左手にに握りしめていたので、すりさんは何も取る事が出来なかったわけです。その段階で何かをとられていたら、私としてもそれだけでは済まなかったと思いますが、私はその人の腕をぴしゃっと叩きました。すると彼らは去っていきました。8、9歳の女の子を連れた若い女性二人でした。その少女も見様見真似でいずれはすりに成長していくのでしょうか。

すりとはpocketから何かを pickしていくので pickpocketと言います。

ヨーロッパでもポーランドは豊かではない方とか。ポーランドから西欧への出稼ぎは多いようです。ノルウェーでもそうです。あるノルウェーでのホテルでノルウェー語で話しかけたら会話になりませんでした。で、英語に変えたら That’s better.(その方が良い)と言われました。この女性、一見ノルウェー人にしか見えない金髪碧眼でした。

そうそう、ポーランドの近隣諸国、ポーランドも含めての話ですが、エストニアに出かけた時、男女どちらも美男美女ばかりで少々驚いたことを覚えています。ある知人はこの国々を訪れた時、そんじょそこらのモデルたちより美しい人たちだったので、本気で彼らを募ってモデル事務所でも開こうかと思った、と言っていました。

イタリア、メキシコでもすりは多いですよ。夫はこの2か国で何回もすりの被害に合っています。一度は、これはイタリアでのことですが、日本留学を終えて国に帰る時のことでした。スーツケースのカギの入った財布をすられてしまいスーツケースを開ける事が出来なくなってしまったのです。で、日本を出国したのが3月か4月で、東南アジア、インド、ネパール、パキスタンまで回ってのんびり帰国の途に着いていたのだけど、ヨーロッパに入った途端に寒くなった・・・れがカギがなくなったためにスーツケースから暖かい衣服を取り出せなくなったのです。しょうがないから今まで着ていた服の下に新聞紙を着たとか・・・。結果として、チケットの日付けを変えてもらって早々にノルウェーに帰ったという事でした。

今の様に空港などのセキュリティ検査が厳しかったら、随分と怪しい人に見られたと思います。

それでも夫曰く「イタリアでは何でも芸術的、すりだって!」だそうです。確かにイタリアではどこを見ても芸術を感じます。どんなモダンなホテルに滞在していても、そこから一歩外に出ると芸術と歴史を感じます。

ところで、知人でイタリアにって人生観が変わったという人を知っています。何に対して何でしょうか。カナダの秋を見て人生観が変わったという人もいます。また、インドに行ってから、と言う人もいます。

典型的な日本人の忙しいツアーだと何を見ても瞑想などする境地にはならないかもしれませんね。

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