メキシコの言語

コロンブスが新大陸を発見したという事は、旧大陸、つまり、ヨーロッパにとっては素晴らしいことだったわけですが、もともとのメキシコの人々にとってはコロンブスは決して英雄ではなく侵略者だった・・・メキシコでは、今、その侵略者の言葉をしゃべっています。

メキシコには数回旅をしたことがあります。メキシコで購入したDVDの映画の中で喋っているのは英語、字幕はスペイン語です。聞こえてくる英語と字幕のスペイン語がよく重なっていました。これでもか、これでもかと英語の中に入っている沢山のラテン語が目につきます。例えば、interesting, exciting, calm, influenceなどなどです。英語の半分はフランス語だという事がよくわかったような気がします。80%がフランス語だと主張している本もありました。

そんなわけでメキシコに3か月も住めば必要な、ベーシックなところは私もスペイン語が喋れるようになるだろうと思いました。と言うより、本気になればフランス語が喋れるようになるのでは、と本気で思っています。

ところで、メキシコの人たちって、ハリウッドの映画の中でもそうですが、合衆国の人たち、そこのいわゆる白人と言われる人たちとは全く容貌が違います。スペイン人との混血が多いはずなのにスペイン本国の人たちとも違います。昔からのマヤの人たち(石に掘られている顔)の顔そのもののような気がします。

有る遺跡でのこと・・・その顔が笑っているのです。忘れられません。メキシコ市内のある遺跡にある像です。行かれたことがある方はすぐにお分かりになると思いますが、前メキシコ人たち、マヤの人たちが髪へのいけにえとして生きた人の心臓を抉り出し供えた像の顔です。像の手がお盆を持つようにデザインされており、その手の上に心臓を置いていた、という事がすぐに見て取れます。しかし、なんであの顔が笑っている、なんでそのようにデザインされたのでしょうか。

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