husbandの語源

ノルウェー雑記

この言葉は、もともとhus はhasでした。元はノルウェー語で houseと言う意味を持っています。今でもそのままノルウェーで使われている単語です。

bandは何かを所有するという意味を持っています、その両方が結びついて husbandになったのです。由来は、昔は自分の家を持っている人は少なく自作農をしている人に限られていました。一種のエリートのような上層階級であり、当時の未婚の女性にとっては結婚したい人気の男性だったようです。

そのような言い方が続いた結果、次第に家を持っているかどうかは関係なしに、結婚した男性のことを husbandと呼ぶようになりました。そのため husbandman(そういう階級があったのです)と言う単語は、農夫と言う意味を持ち、農家と深く関係していることがお分かりになるでしょう。

他にも倹約するという意味もあります。自分の家を持っているような裕福な人は家計を預かる人でもあり、倹約する人が多かったことからついた意味だという事です。

そこからhusbanの生活につかっていて農業や耕作と言う農業に関する意味のほかに節約や家計のやりくりをするという意味を持っています。

ところでノルウェーの農家の納屋の色はたいてい同じ色なのですが、あれは弁柄色と言うのでしょうか。赤茶と言うか濃いワイン色をしています。

北の国ノルウェーでは半年は農業ができません。早いと10月には雪が降ります。この4,5日前、春ですが雪が再び降ったという事でした。で、ほとんどの野菜が輸入されています。ジャガイモはノルウェーでも収穫できます。🍓も…。もうそろそろノルウェー産のイチゴがマーケットに並ぶのではと思います。

Norwegian husbandって家事を良く手伝うことで知られています。我が家の亭主殿は、どっぷり日本の生活につかっていて亭主関白を楽しんでいるように見えます。

ノルウェー語では自分の夫のことを他人に話す時(「私の夫は、主人は・・・」と言う時)、min man(英語で言うとmy manと訳せます)と言います。ドイツ語でもそうです。何だか訳してしまうと抵抗のある言葉です。

夫は日本語を習い始めた時、日本語の「しゅじん(shujin)主人」は「しゅうじん(shujin)囚人」だと面白がっていました。ローマ字から入るとそんな風に思ってしまう言葉が多々あるようです。例えば、婚約、こんにゃく、コニャック。

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