大英帝国は新しい国、アメリカ（そのころはまだ独立した国ではなく植民地でしたが）を創り、どんどんそこへ人々を送り込みました。
囚人だった人々、今でいう「通りの人々」」homeless などなどをです。彼らは家だけでなく、職もなかった人々ですが、大英帝国政府は,とにかく植民地に送り出す人が欲しかった・・・死刑にしてしまう代わりにアメリカに送り出す、そして、彼らになにがしかの職があるかのように書類を用意し送り出したのです。
現在、その子孫たちは、自分たちの祖先、また、自分のルーツを懐かしがり、family treeを作成して自分の祖先には王族 royaltyがいたとか言ってみたり、自分の称号に princessを付けてみたりする人もいます。
日本のように戸籍とかの政策はないのです（世界でそれがあるのは日本と韓国だけだそうです）が、自分の属している宗教、祖先が属していた教会をたどっていくと、かなり古くまでたどれる（ trace backと言います）様です。17世紀くらいまで。
家族の中で何か新しい習慣などを取り入れようとすると、それがちゃんと機能するようになるまでに3代はかかるとか。1代目の両親がどちらも同じだったり、2代目もそうだったらずっと何も変わらず世代は過ぎて行きますよね。アメリカってそんな国だと思うのですが。
ウエスタンの映画などを見ていると、日本のちょうど明治維新のころでも無法者が闊歩し、裁判もなく簡単に縛り首にしていたような国だから・・・。日本人が何もあこがれて出かけて行くような国ではないと私としては思っています。夫はアメリカには歴史、文化がないから旅行には行きたくない、と言います。
もっとも、それでも、5，6回は行ったと思います。
コメント