air conとは?

英語雑記

日本人はどうも言葉を短くしてしまうのが好きみたいです。air conditioner はエアコンair conにしてしまったり。

もう3,4年前のことになるでしょうか、イギリスの友人からの手紙の中にair con のことが書いてありました。air conditioner ではなく、air conと綴ってあったのです。ついに日本語英語 Japanese-English がちゃんとした英語として通じるようになったかと思った瞬間でした。

で、私の同僚のイギリス人にその話をしたのですが、彼はそのイギリス人は日本に来たことがあり、日本語の「エアコン」と言う言葉を知っているのだろう、と答えました。

母国から離れて長くどこかの国に住んでいるとそういう事が多々起こるようです。私がノルウェーに住んでいた時もそうでした。7年間住んだだけですが、何かその期間のことが抜けているのです。そのころのことを誰かと話し始めても何も私の頭の中にはなくて空白といった感じです。

さて、もう一人イギリス人の友人が隣町にいるのですが、その人ももう来日して30年ほどになる人です。イギリスで今もしゃべられている英語とは離れてしまっていて私には「今浦島状態だ」と言いました。

私が英語の学習を始めた時、Have you a cat?と言った風に習ったのに、今では Do you have a cat?という法を中学では教えているし、イギリス英語の方も Have you got a cat?と言うようになっていますものね。そうそう私たちがHave you a cat?と言う形で習っていたころ、アメリカからの手紙にDo you have a cat?と言う形の英語があり、何か新鮮な感じを受けたのを覚えています。

上記のイギリス人の友人は彼が若かったころには Have you ~? と喋っていた、と言っています。そして、久しぶりにイギリスに帰ると母語の変化に戸惑う、とも。夫と彼は毎日のように話しています・・・電話とか、一緒に食事とかで。友人は英語を自由に話せるのは夫しかいないと言っています。夫の方はノルウェー語を忘れたりしています。ときどき、度忘れだか、ある言葉が思い出せない、と言っています。だから私たち英語学習者はもっと忘れないための練習、学習が必要だっていう事ですよね。ずっと酢の言葉を喋っていた人でもそうなんですから。

また、中学でまず最初に習うNice to meet you.「初めまして」も私が中学生だったころには、 How do you do?でした。

この「初めまして」は改まった席で使用するとか記述してある本もありますが、「死語になりつつある」とまで書かれている本もあります。

本当に言葉って日々変化しているようです。

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