頭、キャプテン captainの語源

英語の語源

この言葉はラテン語のcaputが由来です。caputは「頭、リーダー」を意味しています。この「頭」と言う言葉から頭にかぶる帽子のcapと言う言葉が派生しました。形が似ている野菜のキャベツcabbageも、そして国の頭(首都)であるcapitalなどが派生していきました。

captainについても組織の長であるという意味から生まれた言葉です。このようにこの言葉は物事や場所、人など大切な場所に使われている言葉だという事が分かります・・・capがついていると、何か大切なものだと推測することができます。

牛を意味する単語、cattle(ほかにも牛にはcow, oxなどありますが、厳密にはそれぞれ意味が違います。cowは乳牛、 ox雄牛、cattleは肉牛です)は中世の北フランス語とcapitalに語源が由来しています。中世フランスでは牛は牛乳やチーズ、農作業では力仕事の支援をするなど家において貴重な財産とされていたためにこのような形になったのです。

日本語のシェフはフランス語の chefから来たものです。ラテン語の caputは動物の頭と言う意味が最も強く、フランス語の chefは「長、料理長」と言う2つの意味がほぼ同じくらい多く使われています。英語の chiefは「長」と言う意味が強く「料理長」と言う意味はありません。

cap(帽子)、 captain(かしら)、 hankerchief(はんかち)も caputが語源です。もともとは頭を覆って首のところで結んでいる布を指していました。用途が変わって手を拭くために使われるようになったので hand(手)がついたと考えられます。

neckerchief と言う言葉もありますが、kerchiefは「頭を覆う」と言うのがもともとの意味です。

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