todayが今日になったわけ

英語雑記

today, tonight, tomorrow はいずれも語の頭がto-から始まるという共通点があります。もともとは todayは to day(昼間に、この日に)で、 tonightは to night(夜に)、 tomorrowは to morrow(朝に)と言う副詞でした。 morrowというのは moringの意味で使われていた古い言葉でした。

どうして to dayが to dayに、「昼間に」が「今日」の意味に変わっていったのでしょうか。ひんぱんに使われている言葉というものは、だいたい次第に簡潔になっていくことが多いという事です。英語の場合だと、複数の単語からなる語が頻繁に使われていると、ハイフンでつながれるようになり、さらに熟すとハイフンも外れて一語になっていきます。 to night、 to morrow、 to dayは頻繁に使われているうちにto-day, to-morrow, to-nightになり、さらにtoday, tonight, tomorrowとなったというわけです。

今でも、イギリスでは古い形のto-day, to-night, to-morrowがよく使われています。昼間の意味のある言葉が「今日」に変わったのは昔の人々にとっても関心のある昼間、日と言えば「今日」だったので、todayがこの日に、今日を意味する ようになり、さらに今日と言う意味になったと考えられます。tonightや tomorrowも同じように意味が変わり、 tomorrowは翌朝から更に翌日に変わったのです。

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